- ちぎ
- I
ちぎ【乳木】護摩にたく木。 にゅうぼく。IIちぎ【千木・知木・鎮木】神社本殿の屋根で, 両妻の破風板が屋根の上に突き出て交差した装飾材。 本来は垂木(タルキ)の端が棟より長く突き出たもの。 のちには破風から離されて棟の上に置かれるようになった。 氷木(ヒギ)。IIIちぎ【地祇】地の神。 国土の神。 くにつかみ。⇔ 天神→ 天神地祇IVちぎ【智顗】(538-597) 中国隋代の僧。 天台宗第三祖。 慧思に師事。 575年天台山にこもり, 天台教学を確立。 陳および隋の皇帝の帰依を受けた。 荊州玉泉寺の開基。 弟子の章安灌頂による講述記録として「法華文句」「法華玄義」「摩訶止観」の三大部がある。 天台大師。 智者大師。Vちぎ【杠秤・扛秤】重い物をはかる大型の桿秤(サオバカリ)。 ちぎばかり。 ちき。 ちぎり。VIちぎ【痴戯】色情におぼれてする行為。VIIちぎ【遅疑】疑い迷ってためらうこと。
「少しも~せず, 直ぐさま前へ進んだ/夢かたり(四迷)」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.